あくびの効果
あくびの効果として、「体内の酸素が急速に増え、二酸化炭素が体外に追い出される」というのが常識とされているが、その説はもう忘れてほしい。
「その考えは大間違いだ」と、心理学を専攻するメリーランド大学のロバート・プロヴァイン教授がいっている。
ちなみに、メリーランド大学は、あくび研究のメッカの一つである。
教授は、多数の被験者に純粋な酸素を与えた。
酸素不足があくびの原因であるのなら、被験者があくびをする理由はどこにもない。
でも、彼らはなんらかの形であくびをした。
次に、通常の100倍の濃度の二酸化炭素が含まれる空気を吸わせた。
そうすると、あくびの回数が増えそうなものだ。
しかし、彼らはいつもと変わらない頻度であくびをしたにすぎなかった。